前々からの懸念事項。それは・・・
タンクを外すとレバー位置に関係なくガソリンが出てくること。
それも、かなりの勢いで。おかげで、先日のキャブOHの際、あせるあせる。
ZX-4は「プラグ交換にタンクを外す必要がない」というのが売り文句の一つでしたが(笑)、
さすがにそれ以上となるとタンク外すことも必要になるし、
なにより精神安定上よくないので、前々から何とかしたかったんです。
で、ちょうどタンクのサビ取りのため、タンクを外したので、ついでにコックを分解し、原因究明、修理することにしました。
外したコック。こいつのせいでタンク外すの大変だったのだ。 |
今回のOHに先立って、注文したパーツは以下の通り。
Oリング | 92055-1419 | \150 | コック内Oリング |
パッキン | 43049-1066 | \210 | コック内パッキン |
Oリング | 92055-1112 | \150 | タンクとの間に挟まるOリング |
コックはこれ以上はAssy交換となってしまうようです。
さて、早速コックを分解。ねじ2本外すと全部ばらせます。
分解したコック。右から、プレート(ONとか書いてあるやつ)、Oリング(金属製、ばね?)、コック(レバーのつく部分)、Oリング、パッキン、本体 |
で、分解して早速パッキンをチェック。原因判明。
パッキンを外した裏をみると、思いっきりえぐれてる。
このコックは、上の二つの穴がそれぞれPRI、RESの穴、下が出口へつながっており、 それをレバーで通路を切り替えることでON/OFF/RESを切り替えるのだが、このPRI側のほうがえぐれてバイパスになってました。
これじゃあコックをOFFにしてもガソリン出てくるわけだ・・・
新旧のパッキン。左が古いパッキン(裏)なのだが、右側(PRI側)にえぐれてるところがあるのがわかるでしょうか? |
原因判明したので、用意していたパーツと交換して、出口から口ですってみる。
とりあえずOFF。吸えない。
PRI。吸える。RES、吸える。
OK!やっぱコックはこうじゃないとね。(ZX-4は負圧式じゃないからこれでOK)
ということで、ガソリンコックの不調はOKになりました。
これでやっとタンク外すのにあせらなくて済むようになるでしょう(^-^)