Kawasaki ZX-4 メンテナンス・カスタム情報

Kawasaki ZX-4 メンテナンス・カスタム情報-タンクサビ取り

2000.10.17 UP!

このバイクを譲り受けたときから友人に言われていたことなのですが、
キャブのOHをしてタンクのさび取りはしなければやばいと痛感。
いよいよ実施することにしました。

タンクのサビ取りなので、まず、タンクを外さなければ話になりません。
まずタンクを外し、残ってるガソリンを抜きます。私は、車に移しました。

ここで一つ。
タンクを外すのは、ガソリンが少ないときにしよう。

メいっぱい入ってたので、重かった・・・・

タンクを外したら、とりあえず簡単に外せるコックとキャップを外して、台所用中性洗剤とホースで中を徹底的に洗います。
私のタンクの場合、洗剤で洗っててもサビの塊がぽろぽろと出てきました・・・

今回は、タンククリーナーは定評ある「花咲Gタンククリーナー」(¥5000)にしました。
サビ取りとコーティングを同時にやってくれるという優れものです。
おまけに、生分解性もあって環境にもやさしいとか。

ZX-4のタンクと今回使ったタンククリーナー
「花咲かGタンククリーナー」
しっかしZX-4のタンクって変な形(笑

これを使うために、まずパーツを全部取りまずします。
とはいえ、キャップとコックは外してあるので、あとはフューエルゲージ。
本当はこれも最初に外したかったのですが、裏の黒いキャップが抜けませんでした。
結果として、引っかかる部分をカット。取り外すことが出来ました。

フューエルゲージのキャップ。
抜くときに引っかかるので写真の部分をカット。
フューエルゲージは6本のボルトで止まってます。
ゲージ本体は案の定サビサビ。
ちなみにコック部分。これもサビサビ。

あとはガムテープとゴム板で栓して、薬液を注ぎ込みます・・・が、一昼夜たったら全部薬液が漏れてしまった・・・
どう栓してもうまくいかないので、結局全部のパーツを付け直し、薬液を注ぎ込む。
ゴムパッキンとかストレーナーとかレベルゲージとか、不安点はいっぱい・・・
だが、何よりサビ取りだ!
ってことで、薬液注ぎ込み。5倍希釈としました。
まちがいなく「頑固なサビ」なので12時間ずつ、角度を変える。

ひととおり終わったので、薬液を抜きました。
すっげー。完全に泥水と化してます。透明だったのに・・・
本当は再利用可能なタンククリーナーですが、さすがにコレは・・・無理でしょう。

あとは、ホース突っ込んで洗い流します。おー、出てくる出てくる、さびの粉が。
で、ドライヤー突っ込んで乾かしました。

抜いたタンククリーナー液。5倍希釈で水のようだったのに、泥水みたいになった。
抜いたら水で洗い、ドライヤー突っ込んで乾かす。

乾かしたあと中を見たら、おお、きれいになっとる。
完全に鉄の地肌だ・・・
しかし、よく見たら問題発覚。
サイドの盛り上ってるところ、くっきりとさびが残ってる。薬液にちゃんと漬かってなかったみたい。
まあ、境目はほんとくっきりなので、効果絶大なことは判明。
仕方ないので、もう一度。
今度はちょっと水の量増やして、代りに時間を置くことにした。

あの泥水をまた注ぎ込むのは嫌だったが、¥5000は痛いので再利用。
捨てないで良かった。

ってーことで、まだ作業中です!

2000.11.30追記
リニューアルのため見直してたらまだ作業中になってたので追記。
あそこ(コーヒー色)まで行ったら再利用はできればやめましょう。効果薄いどころか、へたすると逆効果になりそうです(爆
おまけにすごく臭いです〜

一回の作業で全体に行き渡るようにするのが基本ですね。

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