キャブOHの時の事。
タンクコックからガソリンが漏れるため、タンクをさかさまにしたら今度はキャップからも漏れてきた。
はっきり言って、やばい。
なぜなら私は休憩中、バイクに座ったままタバコを吸うことがあるからだ。
ということで、タンクキャップのほうも見直し。サビ取りのため外したのを機会に、 タンクキャップ側も見直すことに。
ただ、誤算はタンクキャップの中のパッキン類だけで頼もうと思ったら、Assyでしか頼めなかったこと。
おかげでやけに高くついた。とほほ。
まあ、嘆いていても仕方ないのでタンクキャップを交換することに。
ただし、新品のキャップにはキーシリンダーがついてない。
そのため、キーシリンダを移設しました。
まず、新旧タンクキャップの比較。
新旧のタンクキャップはちょっとパッキンのゴムの形が変わってます。
あまり意味はなさそうですが。
ちなみに古いほうはこの辺のパッキンがきっちり硬化してました。
新旧のタンクキャップ。右が新しいもの。 ちょっとパッキンのゴムの形が変わってる? |
さっそく古いキャップからキーシリンダを取り出します。
まず、真中のロック部分を取り外し。
この辺は、見えるねじを片っ端から外していきます。
キャップのゴムをタンクの口に押し付けるため、スプリングが入ってます。なくさないように!
ねじを外していくと、最後に真中のキーシリンダ部分です。
ここはガスケットで軽く密着してるので、−ドライバで軽くこじってやると外れます。
ねじをどんどん外していって、キーシリンダ部分を取り出す。 |
キーシリンダ部分は各パーツほとんどはめ込みになってます。
キーシリンダ本体のみ、シリンダの後端が留め金のようになっているため、
細いドライバなどで出っ張ってる部分を押し込んでやる必要があります。
コレがわからずに、かなり苦労しました。
キーシリンダ部分完全分解。 右上のキーシリンダを取り外し、新しいキャップに移植しました。 |
外したキーシリンダ。 一番下の出っ張りが引っかかって、シリンダが抜けないようになっている。 |
外したシリンダ本体はなんだかわからないカスまみれだったので、
パーツクリーナ&歯ブラシで磨いて、CRE556を吹いておきました。
あとは、新しいキャップに外したキーシリンダを押し込んで完了です。